Single「FAD」解説

前回2023年7月に配信した「Reason」以来、1年半ぶりの曲。

こんなに空く予定はなかったけど、機材の故障だったりレスポールやプレベを新調したことによる音作り?に悩まされながら音楽以外の日常も忙しく、なかなか音楽に力を注げなかったというのが正直な言い訳。

 

そんな中、なんとか作り上げたのが今回の曲「FAD」。読みはファッド。意味は(一時的な)流行。

 

ずっと作りたかった「The メロコア」サウンド。

2ビートの速いドラムに、このギターストローク(名前あるのかな?ダダーダ、ダダーダのやつ)の曲って、意外と今まで作ったことなくて、デモまで作ったことはあったけどしっかり公開してる曲で「2ビートメロコア」がなかったことに気が付いたのでちゃんと作ってみた、という感じ。

 

いつも通りボーカルはアレだけど(歌を聴くジャンルじゃないよね!?)、その他サウンドは前述した通り楽器がほぼ総入れ替え状態。

 

ギターはSGからレスポールに、

ベースはジャズベからプレベに変更。

 

楽器を変えた理由は、ずっと使ってたSGのピッチがいまいちに感じることがあって、いつか憧れたサウンドであるレスポールを使用したいと思っていたことから1年くらい前に購入。結果、重くて弾きにくいけどピッチもいいし、サウンドも満足。

 

ベースはかれこれずっと高校生の時に購入したFender Japanのジャズベを使ってたけど、色々試聴していくうちにプレベサウンドが自分の曲には合うんじゃないかと思ってこっちも1年くらい前に購入。

 

これで自分的理想サウンドであるレスポール&プレベが揃った訳である。

 

ということで、音作りの設定がかなり変わってしまい四苦八苦する。

この曲の公開によって、自分の中の一定のラインは超えたと思うが正解に辿り着いたのかは不明で今後も模索が続きそう。

 

歌詞はいつも通り(?)意味があるような、無いような感じ。サウンドメインなので。

ただタイトルの「FAD」に込めたのは、自分がメロコア系が好きなのはその時(中〜高校)流行っていた、というのが理由になるが36歳にもなって未だずっと好きだな、と思うのは流行を超えている、と思ったから。なんとなくそんなニュアンスも込めたかった。

 

ドラムは前回に引き続き、BFD3。Addictive Drumsが好きな時期もあるんだけど、やっぱりBFDに戻ってしまう。

 

 

とりあえず死ぬまでに作りたいリストであった「2ビートメロコア」は達成。サビの6451(Key=CでAm-F-G-C)

の通称小室コードはハマれば爆発力すごいけど扱いが難しくて、コード進行が強いのでメロディが負けがち。今回勝てたかは、うーん、正直微妙。負けては無いと思いたいのでドローってことで。

 

映像はShutterstockで8800円くらいで買った素材。ループにして歌詞載っけて、は前回Reasonと同じ手法。YouTube用映像への「答え」が未だ分からなくて、ガチっとしたMVを作る気力は正直ないし、やったとして映像のクオリティが低かったら公開したくない気がする。とりあえずこの微妙な立ち位置の映像を載せるってことにしてるけど、、いや本当はMV作った方がいいのは分かっている。分かっている…。今後の課題。それよか、今はもっと曲の方を作りたいと思っている。

 

曲の長さについて、たぶん自分史上短い曲な気がする。2:09とか。

でも、余計な要らない部分を省いた結果こうなった。例えば「2番」とか。サビ始まりなのでサビは3回あるし、ソロもあるし問題ないかなと思った。大サビを入れるか迷ったけど、アウトロっぽい感じで終わることにした。

 

最近は余計な部分は省くのが好き。兼ねてから2番って要るのか?と思っていた。例えば1回限りを聴くライブではあった方がいいと思うけど、自分はDTMから始めてるので曲を再生する視点が強い。なのでなるべくダレてしまうくらいなら省きたい、と思っている。

 

最後にマスタリングはAIプラグインのOzone使ってたけど仕上がりがうまく調整し切れず、結局昔ながらのWaves L2で仕上げた。結果満足している。

 

そんな感じで久しぶりだから長々書いてしまったけど解説を終わります。また遠くないうちにバンドサウンド作りたい。一応デモ曲はあと4曲あり。聴いてくれる人がいればありがたいです。